私は現在、メイン回線でドコモを利用しつつ、サブ端末に楽天モバイルとLINEモバイルを契約しています。
ドコモ回線では、iPhoneXSとiPadを利用しつつ、楽天モバイルは、OPPO Reno A 128GB、LINEモバイルはiPhoneSE(第一世代)で運用をしています。
その中でも、楽天モバイルは2020年にMVNOからMNOへと参入をしました。私は、楽天モバイルを2020年5月より契約して利用を続けています。
今回は、すまみが楽天モバイルを1年近く利用した感想とオススメできる点、残念だと思う点、今後の楽天モバイルの課題についてご紹介をしていきます。
今後、楽天モバイルへの乗り換えを検討しているユーザーの方にも参考になると思いますのでぜひ最後まで読んでください!
楽天モバイルの概要
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https://network.mobile.rakuten.co.jp/
楽天モバイルより引用
楽天モバイルは、楽天グループが運営する大手キャリアです。元々、格安SIM(MVNO)として提供を行っていた楽天モバイルでしたが、2020年より自社回線を提供するMNOになりました。
楽天モバイルでは、シンプルな料金プラン(Rakuten UN-LIMIT V)を提供しており、月額2980円でデータ無制限利用から、国内通話かけ放題、5Gなども利用することができます。
また、今楽天モバイルを契約すると300万人を対象に1年間無料で利用できます。さらに、楽天モバイルと合わせて楽天ひかりの固定回線を契約すると楽天ひかりの利用料も1年間無料になります。
楽天モバイルの内容をより詳しく知りたい方は、こちらの記事にて徹底開設しておりますので、ぜひご覧ください!

すまみが楽天モバイルを契約した理由

OPPO Reno Aと契約SIM
すまみが楽天モバイルを契約した理由は、楽天モバイルの自社回線がどれくらいの速度なのか?快適に利用できるのか?が気になったからです。
実は、現在のRakuten UN-LIMIT Vが出る前の格安SIM時代から利用をしており、その時は、au回線の「音声通話SIM3.1GB」プランで契約をしていました。
その際は、比較的不自由なく利用をすることができており、回線速度にも満足していました。しかし、新しいものが出てくるとそちらを利用したくなるのが人間ですよね!(笑)
そのため、契約満了日の4月末に合わせて解約を行い、5月に現在のRakuten UN-LIMIT Vに乗り換えを行いました。
また、楽天モバイルの300万人対象1年間無料で利用できる点も気に入りました。ただでスマホが持てる時代が来るなんて…と感動をしたのを覚えています(笑)
楽天モバイルを契約してよかったと思う点
楽天モバイルを契約してよかったと感じた点は大きく3点あります
- 利用料金が1年間無料
- 楽天回線エリアでは無制限利用可能(パートナー回線でも5GB利用可能)
- テザリングがオプションなしで利用することが可能
この中でも最もよかったと感じた点は、やはり1年間無料で利用できることでした。元々、MVNO時代の時には1,700円程度の料金を支払っていました。それが無料で利用できるとうのは本当にありがたかったです。
また、楽天回線エリアでの無制限利用よりも、パートナー回線で5GBの利用することが目的で契約していました。
そもそも私の住んでいる地域自体が、楽天回線エリア外だったため、楽天回線エリアで利用すること自体が少なかったので、パートナー回線の5GBが目的になりました。(※現在は対象になりました)
さらに、利用機種にはよりますがテザリングをオプション料金などの追加料金なしで利用できたことは個人的にポイントが高かったです。
外出先でも、パソコンを良く利用するため簡易的にネット環境を作ることができるテザリングは、今でも重宝して利用しています。
楽天モバイルを利用して残念だと思う点
楽天モバイルを利用してよかった点もたくさんあるのですが、少し残念だったと感じる点も3点があるのでご紹介します。
- 楽天回線エリアでの回線速度
- 楽天Linkの利用と音声品質
- 通話した際に、非通知で相手に表示される
現在2021年1月時点に計測を行いましたが、ドコモと比較しても約4倍の差がありました。契約当初は、全く繋がらないことや10Mbpsになることも多々ありました。


(左)楽天モバイル・(右)ドコモ
そのため、現在の計測値であれば比較的問題なく利用できる速度ですが他社のMNOと比べると少々見劣りしてしまいます。
また、通話中に音が途切れたり、相手の声が全く聞こえなくなる、相手の声がハウリングして聞こえてくるなどがありました。楽天Linkアプリの利用必須と思いました。
さらに楽天モバイル側から架電による通話を行った場合に、非通知設定をしていないにも関わらず、相手に非通知にて表示されることがありました(数日すると解決しました)
このように、主に回線や音声などの品質において楽天モバイルを利用して残念に感じることが多くありました。
すまみが考える楽天モバイルの課題について
楽天モバイルの課題は以前の記事でも上げさせていただきましたが、大きく3つ上げられると感じています。
- 楽天回線エリアの拡大とau回線の終了
- 楽天回線エリアの安定性
- 大手キャリアの新料金プランに対抗できるのか
楽天回線エリアは、人口カバー率が2021年夏ごろには96%を達成する見込みと発表されています。しかし、それに伴いau回線のローミング終了を進めています。
楽天モバイルとKDDIのローミング契約期間は2019年10月1日から2026年3月31日までと定められています。また、楽天回線エリアの人口カバー率が70%を超えると契約終了となるようです。
また、楽天回線エリアは、他社の大手キャリアに比べると回線が安定しません。それは、先ほどご紹介した計測数値から見ても明らかでしょう。
2021年4月から提供が開始される大手キャリア各社の新料金プランにどう対抗するのかも大きな課題となっています。
20GBの大容量プランと、安定した回線速度、5分間のかけ放題プラン、5G対応などのサービスを兼ね備えており、料金は「Rakuten UN-LIMIT V」と同額以下の月額2,480円から提供されます。
また、新料金プランの提供は2021年3月ごろと発表されており、「Rakuten UN-LIMIT V」の1年無料期間が終了するユーザーが増えてくる頃合いです。
無料期間終了に新料金プランへ多くのユーザーが流れると予想されています。顧客流出をいかにして止めるかも今後の課題になります。
まとめ
今回は、楽天モバイルをすまみが実際に利用してどのように感じているのかや、今後の課題などについてご紹介させていただきました。
ちなみに、私も4月ごろに無料期間切れる予定ですが今後も契約継続を考えています。そもそも、サブブランドとして利用することが目的のため、解約する必要がないからです。
しかし、メインプランとして利用することを考えた時に他社の大手キャリアと比較すると現状の楽天モバイルでは見劣りしてしまいます。
楽天モバイルが抱える大きな課題をどのようにして解消していくのか今後も注目していきたいと思います。