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ワイモバイルが変わる!?現行プランと新料金プランについて解説!

ワイモバイルは、ソフトバンクとウィルコム沖縄が提供するサブブランド格安SIMですが、今回新料金プランを提供することが発表されました。

MMD研究所が発表したメイン利用を行っている通信サービスにおいて、ワイモバイルは大手3キャリアに続いて全体の6.3%のシェアを誇るなど圧倒的な人気を誇っています。

https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1852.html

MMD研究所 2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査より:引用

特に、料金プランの安さ、かけ放題プランの安さ、大手キャリアに全く引けを取らない回線速度、さらにはソフトバンクとの相互乗り換えによるキャッシュバックなどが人気の理由です。

今回は、ワイモバイルの魅力を徹底解説しながら、現行プランの概要と新料金プランの概要、ブランド間での相互乗り換えについてご紹介していきます!

現行プランの概要

現在のプランは、大きく分けて3種類からなります。

https://www.ymobile.jp/plan/smartphone/

ワイモバイル スマホベーシックプランより:引用

  • Sプラン―基本使用料:2,680円 データ使用料:3GB
  • Mプラン―基本使用料:3,680円 データ使用料:10GB
  • Rプラン―基本使用料:4,680円 データ使用料:14GB

金額だけを見ると他社の格安SIMより割高に感じるかもしれません。しかし、ワイモバイルの現行プランでは、国内通話10分間かけ放題が標準で付いています。

さらに、ワイモバイルの現行プランでは割引やデータ増量キャンペーンなどお得な内容がたくさんあります。

まず、割引については、5歳~18歳を対象としたワイモバ学割があります。契約開始から6か月間が対象で、Sプランは1,280円、MプランとRプランではそれぞれ1,700円の割引がされます。

また、学割対象外のユーザーについては新規契約割として、6か月間700円割引がすべてのプランで利用することができます。(注意:学割との併用はできません)

さらに、光回線とのセット割か2台目以降に適用される家族割引サービスを利用することでさらに500円の割引が契約期間中ずっと割引されます(注意:併用不可)

学割や家族割などを併用しながら契約するだけで、新規契約時点で月額900円から利用可能と、破格の安さで利用することができます。

データ容量についてもデータ増量オプションに加入することで、Sプランでは1GB、MプランとRプランには3GBの増量で利用できます。オプション料金は500円(1年間無料)です。

通話オプションも充実しており、標準の10分間かけ放題に加えて、月額1000円で無制限かけ放題プランに加入することもでき、たくさんの通話をしたい方にもおすすめです。

新料金プラン発表の背景

ワイモバイルが今回新料金プランを発表した背景として、ソフトバンクがLINEモバイルを完全子会社とすることで実現した新料金プラン「Softbank on LINE(仮名)」があります。

ソフトバンクは、メインブランドである「ソフトバンク」、サブブランドである「ワイモバイル」、オンラインに特化した「Softbank on LINE(仮名)」の3ブランドで運営を進めていきます。

オンライン専用ブランドを「Softbank on LINE(仮名)」、小中容量ブランドを「ワイモバイル」、そして大容量ブランドを「ソフトバンク」として提供をします。

では、今回発表されたワイモバイルはどのような料金プランとなり、今までとどのような変化をするのかご紹介していきたいと思います。

新料金プランの概要

新料金プランでもワイモバイルは3種類のプランで提供を行います。サービス提供は、2021年2月より開始と発表されています。

https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20201222_01/

Softbank“ワイモバイル”、5Gサービスを提供開始より:引用

  • シンプルS―基本使用料:1,980円 データ使用料:3GB
  • シンプルM―基本使用料:2,980円 データ使用料:10GB
  • シンプルR―基本使用料:3,780円 データ使用料:20GB

金額が一新され、月額料金が2000円を切るリーズナブルな価格となりました。新規割は適用されないことが発表されましたが、ワイモバ学割は継続されます。(割引額などは未定)

おうち割光セット(A)と2回線目以降が安くなる家族割引サービスは現行プランと同じく継続され500円の割引が行われます(注意:併用不可)

ワイモバイルの代名詞であった10分間かけ放題プランはオプションサービスにて追加可能となりました。10分かけ放題は月額700円、無制限かけ放題は1,700円に変更されました。

また、データ通信料が少中容量に対応しているだけでなく、5G通信にも対応しているため、格安SIMで5Gを利用したいユーザーにとってもおすすめです。

さらに、オンラインブランドとして打ち出された「Softbank on LINE(仮名)」に比べると20GBプランは800円ほど高くなる形となりました。しかし、実店舗でのサポートが受けたい方にとってはワイモバイルのよいでしょう。

他社格安SIMと同等金額でありながら、ソフトバンク品質を保ったコスパの高い契約を求めている方には、ワイモバイルの新料金プランはおすすめです。

ブランド間乗り換えがもっと楽になる!

今回の発表は、3つのブランドでドコモやau、楽天モバイル、格安SIM各社に対して対抗する構図となりました。

ソフトバンクは、3ブランド間の強みを最大限に生かす方法として、ブランド間での手数料を0円にすると発表しました。

もともとソフトバンクでは、メインブランドからサブブランド、サブブランドからメインブランドへの乗り換えが行われてきました。

これにより、新規契約としての恩恵をユーザーはたくさん受ける反面、事務手数料などはかかる状態になっていました。

しかし、今回の発表により、3ブランド間であれば契約解約料、MNP手数料、契約事務手数料が無料になります。これにより3ブランド間での囲い込みが強化されるとしています。

これに対して、政府も難色を示しているシーンも見られているため、今後の政府の動向にも注目が必要です。

まとめ

ワイモバイルの現行プランと新料金プランについて詳しく解説させていただきました。今回の発表は、ソフトバンクが発表した新料金プランによるものでしたが、ユーザーにとっては選択の幅は大きく広がりました。

また、格安SIMでありながら大手キャリアと同等品質を提供するワイモバイルは今後も注目するべき格安SIMであることは間違いありません。

しかし、政府が難色を示している3ブランド間での囲い込みに大きな問題が起こらないかの不安が残ります。今後も最新情報があればどんどん共有したいと思います。

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