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auより引用
昨年12月から始まった、大手キャリアによる新料金プラン合戦へついに、KDDIが参入した形となりました。
KDDIは、2021年3月より新料金プラン【povo】を提供することを発表しました。シンプルで柔軟性の高いプラン設定をコンセプトにユーザーへの自由な選択を提供と発表しています。
概ね、ドコモやソフトバンクが打ち出したプランと同じではあるものの、選択幅は【povo】のほうがあると思います。今回は、auの新料金プラン【povo】にについて徹底解説していきたいと思います。
【povo】の料金プランとサービス概要
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auより引用
今回の新料金プラン【povo】は月額料金2,480円から利用することができます。月額のデータ容量は20GBまで利用することが可能です。データ超過後は、最大1Mbpsの通信が可能です。
追加トッピングが4種類あり、これにより他社との差別化を図っています。データを使い切った場合には、1GB当たり500円で追加を行うことができます。
また、データ使い放題24時間オプションを利用すると、200円でオプションスタートから24時間はデータ無制限で利用することができます。
かけ放題オプションは2種類から選択することが可能です。5分かけ放題プランは500円から利用可能です。さらに、無制限かけ放題は1,500円から利用することができます。
5GやeSIMにも対応予定(5Gは2021年夏ごろを予定)しており、5Gを利用したい方にもおすすめのプランです。
また、ドコモが提供を発表した【ahamo】やソフトバンクが発表している新料金プランに比べると利用できる最低料金はauが最安値であると言えます。
【povo】の特徴は?
【povo】の最大の特徴は、前項でもお伝えした柔軟性の高いプラン設定です。メインのプランを一つ置き、ユーザーに合わせた選択させる手法は高く評価ができます。
特に基本料金のみで契約を行うと3社の中では一番の最安値です。若者世代には、通話はすべてLINEで行い、電話回線を利用しない方も多くいます。
そのような方は、ドコモの【ahamo】やソフトバンクの新料金プランで契約をすると、利用しないかけ放題のために500円余分に毎月支払わなければなりません。通話をしない方は、【povo】がお勧めです。
また、他社にはないサービスとして、「データ使い放題24時間」のオプションも魅力的だと思います。私自身もデータをたくさん使うほうで、どうしても容量不足になります。
特に、運転中などにBGM替わりにYouTubeを聞いて楽しむなどをしていますが、1日で5GB程度使ってしまうこともあります。
200円で1日使い放題で利用できるのは、特定の日だけ大容量で利用したいという方にとてもお勧めできるサービスです。契約を考えている方はぜひ利用してみてください。
【povo】の注意点とは?
【povo】のデメリットは、契約やサポートに関してはオンラインのみでの受付になることです。店頭ではサポートや契約が受けられませんが、それは他社の大手キャリアの料金プランも同じです。
また、かけ放題オプションが他社に比べると高くなる点も一応注意が必要です。しかし、トータルの料金的には、かけ放題オプションを付けたとしても3社とも3,980円の範囲に収まります。
そのため、他社と比べても大きな料金の差はなく、他社比較した際に、料金に関して極端に注意するべき点はないでしょう。
また、auの既存プランと比べたときの注意点は、対応機種が現在未定であることと、タブレットとのデータシェアプランやアップグレードプログラムEX等の割賦残債がどうなるかも未定であることです。
今後新しい情報が発表されるので、どのような発表があるか随時確認が必要です。
まとめ
今回のKDDIの発表により、大手キャリアすべてで格安の新料金プランを出すことになりました。これにより、すべてのキャリアユーザーが乗り換えを検討するかもしれません。
それに伴い、格安SIM業界の運営が一層厳しくなる可能性が出てきました。キャリア参入を果たした楽天モバイルや各社格安SIMには厳しい状況になりそうです。
今後も、当ブログではスマホや格安SIMに関する最新情報を発信していきます。また、ガジェット機器なども少しずつ発信していきますので、よかったらほかの記事も見てください。

