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キャリアの新料金プランに真っ向から対抗!?日本通信が打ち出した新たな料金プランを徹底解説します!

現在、大手キャリアでは20GBのデータ容量で月額2,480円~2,980円の価格で提供をするオンライン専用の新料金プランが発表されています。

さらに、大手キャリアのサブブランドと位置付けられているワイモバイルやUQモバイルでも新料金プランを発表しており、ユーザーは品質の高い通信回線をより安価で利用できるようになりました。

これに対して、格安SIM業界は厳しい状況に追い込まれています。なぜなら、大手キャリアの料金引き下げにより、格安SIMの優位性が失われつつあるからです。

しかし、今回ご紹介する日本通信や以前ご紹介したmineoではいち早く料金値下げを実施し、サブブランドや大手キャリアに対抗する姿勢を示しました。

mineoが業界最安値水準の新料金プランを発表!?サブブランドに対抗できるのか、徹底解説します!mineoは、関西電力グループが運営するオプテージ株式会社が提供する格安SIMであり、同社が提供をするeo光などの通信回線事業も人気を集...

特に、日本通信はドコモがahamo発表直後に新たな新料金プランを発表しました。そして、新たな料金プランを2021年2月18日より提供します。

今回は、そんな日本通信が発表した料金プラン「合理的20GBプラン」について徹底解説の上、なぜ日本通信がこれだけ安くできるのか、日本通信がおすすめのユーザーとはどのような人なのかをご紹介していきたいと思います。

大手キャリアの新料金プランへ移行を検討している方も、ぜひ読んで参考にしてみてください!

日本通信とは?

日本通信は、1996年に創業後から格安SIM(MVNO)に特化して提供を行ってきた会社になります。創業当初は、法人用MVNOに特化していましたが、現在では個人にも広く普及を広めています。

日本通信が今回提供する格安SIMは日本通信SIMと呼ばれ、当社が運営をするb-mobileの兄弟ブランドという位置づけになりました。

また、b-mobileが日本で初めて格安SIMの提供を始めており、格安SIMの老舗会社として信頼性が高い会社であると言えます。

日本通信の「合理的20GBプラン」の概要

日本通信SIMが新たに発表した料金プランが「合理的20GBプラン」です。現行でも合理的プランとして提供はされているのですが、その容量は16GBと今よりも少ない容量でした。

しかし、日本通信SIMは大手キャリアの新料金プランに対抗してデータ容量を20GBまで引き上げることを決定し、今回の新料金プランが実現した形となります。

現在、すでに16GBのデータ容量で利用しているユーザーに関しては、2月18日より自動的に20GBに切り替えが行われる予定です。

https://www.nihontsushin.com/plan/plan20gb.html

合理的20GBプラン:日本通信SIMより引用

合理的20GBプランは、月額1,980円から利用することができます。この時点で大手キャリアの新料金プランと比較しても500円以上安い計算になります。

20GBでデータ容量が足りない場合は上限を30GBまでとして、1GB当たり250円でデータ容量を追加することができるので容量がなくなっても安心してご利用いただけます。

さらに、合理的20GBプランには毎月一定時間の定額通話も含まれています。専用のソフトなどは不要でひと月70分まで無料通話をすることができます。

大手キャリアだと、30秒ごとに20円の通話料金が発生します。70分無料ということは、実質2,800円の通話量が無料になると考えることができます。

また、通話料に関しては70分を過ぎると規定の通話料金が発生しますが、30秒ごとに10円とキャリアの半値で通話できるのも魅力的です。

日本通信SIMの回線はドコモ回線を利用しており、ドコモユーザーは利用中の端末をそのまま利用することができます。auやソフトバンクから乗り換えのユーザーはSIMロック解除後に利用することが可能です。

利用できる端末については、公式サイトより各社の動作確認済み端末一覧がありますので、こちらをご確認ください。

契約後のAPN設定の方法についても、公式サイトにてiPhoneとAndroidの両方を画像付きで解説をしていますので、設定が不安という方はこちらをご覧ください。

日本通信がなぜ低価格で提供できるのか?

当初日本通信は、20GBで2,980円の料金プランを打ち出す構想だったと代表取締役社長の福田氏は語っています。そのため、料金プランを一から作り直し、20GBで1,980円に至ったとのことです。

では、なぜこれだけの安価で提供をできるのかということですが間借りしている回線の利用料金を原価に近い価格で仕入れることに成功したからです。

格安SIMでは、大手キャリアの回線を間借りして運営するため、格安SIM各社は回線利用料を支払っています。

しかし、今回大手キャリアが新料金プランを投入したことにより、格安SIMの回線利用料より大手キャリアの原価が安くなってしまい、料金対抗が難しい状況に陥っていました。

これに対して、日本通信はドコモから回線を借りる際の料金の引き下げを訴えてきた結果、2021年2月1日に料金引き下げの合意まで取り付けることに成功しました。

大手キャリアの新料金プランより1000円近く安く利用できる日本通信SIMの新料金プランはかなり価値のある格安SIMであると思います。

すまみ流 日本通信SIMがおすすめな人とはどんなひと?

今回の新料金プラン発表を受けて、日本通信SIMの人気が一気に高まる可能性があります。1,980円で20GB利用でき、70分無料通話付きは熱いです!

すまみ自身は、ahamo乗り換え一択で考えていましたが、このような料金プランが出てくると心が揺ぎます。(個人的にかけ放題だけないのが残念・・・!)

今回の「合理的20GBプラン」はどのようなユーザーにお勧めなのかをすまみ流に解説していきます。次の3つに当てはまる人はぜひ日本通信SIMの新料金プランを検討してみてください!

  • 大手キャリアの新料金プランへの乗り換えを検討している方
  • 月々10GB以上のデータを利用している方
  • 信頼性の高い格安SIMを利用したい方

大手キャリアの新料金プランに乗り換えを検討している方は、日本通信SIMの新料金プランも検討していただきたいと思います。通話をあまりしない方などはこちらの方が圧倒的に安くなります。

特に、ドコモが提供するahamoへの乗り換え検討をしている方は、回線もドコモ回線で同じく20GBが利用できて1000円も安いので、比較してもらった方がいいと思います。

月々10GB以上を利用している方も、最近の格安SIMの料金傾向を見ると、10GB以上のデータ容量で契約する場合1,980円を超えてくる場合が多くなりました。

そのため、10GB以上を利用する方は一律で日本通信SIMのプランを検討する価値があると私は考えています。

さらに、格安SIMに乗り換えを検討している方の中には信頼性を重視したい方もいると思います。特に、大手キャリアで契約をしている方のほとんどが、大手キャリアの信頼性を重視していると思います。

格安SIMにするときも大手のサブブランドだからということでUQモバイルやワイモバイルを選択することも少なくありません。

しかし、格安SIMとして老舗として第一線でサービスを提供してきた日本通信は十分信頼性の高い会社だと言えます。また、ドコモに対して回線利用料の値下げ合意を実現するなど行動力も高く評価できます。

以上3つの項目に一つでも当てはまるならぜひ日本通信SIMの新料金プランを検討してみてください。私も検討します!

まとめ

今回は日本通信SIMの新料金プラン「合理的20GBプラン」についてご紹介をさせていただきました。大手キャリアよりも安い20GBプランの登場は大きな魅力だと思います。

格安SIM業界でも信頼性と実行力の高い日本通信が提供するプランなので、私自身もおすすめしたいと思っています。

また、当ブログでは格安SIMだけでなく大手キャリアが提供する新料金プランなどもご紹介しております。気になる方はぜひ読んでいただければ嬉しいです!