新型コロナウイルスの拡大に伴い、在宅ワークやオンライン授業等に切り替わったことにより、自宅で過ごす「おうち時間」がかなり増えたと思います。
そんな「おうち時間」を快適に過ごすために最優先で考えていただきたいことが、宅内インターネット環境を整備することです!
せっかく光回線を契約しているのに繋がりにくい、速度が遅い、自分の部屋まで電波が届かない、と考えたことがあることも少なくないと思います。
そんな環境は、Wi-Fiルーターを変えるだけで改善できるかもしれません!特に、最近注目されているのがメッシュWi-Fiと呼ばれるネットワーク技術です。
すまみ自身も宅内Wi-FiはメッシュWi-Fiに対応したルーターを利用していますが、とても快適にインターネットを利用できるようになりました。
今回の記事では、メッシュWi-Fiについての解説とよく比較される中継器についての解説、メッシュWi-Fiと中継器の違いについてご紹介をしていきます。
宅内ネットワークを快適にしたいと思っている方やWi-Fiがつながりにくいと感じている方はぜひ最後まで読んでください!
メッシュWi-Fiとは?
メッシュWi-Fiのメッシュとは「網の目」という意味になります。つまり網目のように隙間なく構築されたネットワーク環境のことを表します。
メッシュWi-Fiは、親機となるメインルーターとサテライトと呼ばれる子機を接続しあうことでネットワークを構築します。
メッシュWi-Fiのサテライト機器を追加していくことで、Wi-Fiの接続距離やWi-Fiにつながる接続台数を増やすことが可能になります。
メッシュWi-Fiの最大のメリットは、宅内のどこに移動をしてもWi-Fiの電波が安定してつながることと最大接続台数が通常のルーターよりも多いことです。
また、メッシュWi-Fiは利用する際にはデメリットらしいデメリットが見つからさないのも特徴だと思います。
中継器とは?
中継器は、Wi-Fiルーターの親機が飛ばしている電波を中継して延長する役割をインターネット機器のことです。中継器専用機器だけでなく、ルーターでも中継器の機能を兼ね備えた製品があります。
中継器の回線速度は親機の半分程度になると言われており、回線速度については親機ルーターと比べると大幅に低下する可能性があります。
また、ルーターの電波が届く範囲から約5m以内に設置をするのが適切と言われています。そのため、親機ルーターから距離を置いて設置すると安定して利用できない場合があるため注意が必要です。
メッシュWi-Fiと中継器の違いとは?
メッシュWi-Fiと中継器にはそれぞれ全く異なる違いがあります。すまみは、中継器の上位互換がメッシュWi-Fiになると考えています!

メッシュWi-Fiで構築されるネットワークはシームレスと呼ばれており、親機とサテライトの間で相互通信を行っております。
そのため、SSIDが1つしか存在せず、親機とサテライトで接続先が入れ替わっても切断されることがありません。
これに対して、中継器はSSIDが親機と中継器で別々となっているため、通信が切り替わると一時的に切断されてしまいます。
また、メッシュWi-Fiがサテライトからサテライトの通信ができるのに対して、中継器は中継器から中継器の通信は非推奨とされています。そのため、距離を延ばす場合にも拡張性が高いのはメッシュWi-Fiになります。
しかし、中継器は親機と中継器がそれぞれ他社製のものであっても設定可能で電波の中継ができるのに対して、メッシュWi-Fiは同一メーカーの同一シリーズのみしか追加できない場合がほとんどです。
そのため、他社との汎用性についてはメッシュWi-Fiよりも中継器の方が優れているといえます。
すまみが利用しているメッシュWi-Fiをご紹介
すまみも2021年1月ごろからメッシュWi-Fiを自宅のインターネット環境に導入しました!今回は、その導入した商品についてご紹介します!


今回導入したメッシュWi-Fiは「TP-Link DecoM5」になります。今回は、1階、2階、自室にそれぞれ1台ずつ設置をするため3packの製品を購入しました。
もともとNEC製のAterm WG2600HP3を利用中でしたので、こちらの配下にAPモードで設置を実施しております。
設置後の感想としては、自室にいてもWi-Fiが途切れることがなく利用することができています。また、自室に置いているDecoM5とPCを有線接続することも可能になりました。
回線速度は60Mbps~100MbpsとAterm WG2600HP3が200~300Mbps程度出ていることを考えると落ちているようにも思いますが、実際の利用した感覚ではあまり速度の差は感じません。
製品自体は、1個単体だと7,000円程度ですが、3個セットのpackだと18,000円程度と20,000万円以下でも購入することができるのでお勧めです!
また、TPLinkのDecoシリーズなら製品によっては2packでも10,000円以下でも導入することができるためおすすめです。
メッシュWi-Fiがおすすめのユーザーはどんなひと?
メッシュWi-Fiは、大規模に家中でインターネットを張り巡らせることが可能になります。しかし、宅内環境によっては、メッシュWi-Fiはおすすめできない場合もあります。
すまみが考えるメッシュWi-Fiがおすすめの人はどんな方がご紹介します!次の項目に1つでも当てはまる方はぜひ購入を検討してみてください!
- 家庭内でWi-Fiが届きにくい部屋がある方
- 3LDK以上の自宅にお住まいの方
- 2階建ての住宅にお住まいの方
宅内環境でWi-Fiが届きにくいと感じる方は、今すぐメッシュWi-Fiの導入を検討するのがおすすめです。本当につながりが良くなります!
また、3LDK以上のご自宅や2階建てのご自宅でもおすすめです!とにかく広い場所でもWi-Fiの死角をなくしたい方に使っていただきたいWi-Fiになります!
まとめ
今回は、最近人気を集めているメッシュWi-Fiについてご紹介をさせていただきました。メッシュWi-Fiの導入で劇的にインターネット環境は変わります!
おうち時間が増えている今だからこそ、メッシュWi-Fiを導入して宅内環境を良くしてみてはいかがでしょうか!
当ブログでは、Wi-Fiルーターだけでなく、ネットワークに関する最新情報を発信していきます。また、スマホに関する最新情報も更新をしています。
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