みなさん契約しているキャリアはどこを利用していますか。ドコモやau、ソフトバンクと言った大手キャリアを契約している方はたくさんいます。
しかし、新しい選択肢として格安SIMという選択が増えて来ました。MMD研究所の調査結果では、格安SIMのメイン回線利用者は約20%にも達しています。
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1941.html
MMD研究所より引用
現在、200社以上の格安SIMの中でも特に人気の高い格安SIMが存在しています。今回は、MMD研究所が発表した調査結果をもとに契約者の多い人気ランキングを発表したいと思います。
今後、格安SIMへの乗り換えやサブ端末の2台目以降の契約を検討している方におすすめの内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
格安SIMとは?
格安SIMとは、大手キャリアの回線を間借りして運用をしている仮想移動体通信事業者(MVNO)と呼ばれるサービス形態のことを言います。
大手キャリアの回線を間借りしていることによって、回線提供な基地局を必要としないため、月々の基本料金を安くすることが可能となっています。
また、オンラインでの24時間サポートが充実しており、いつでもどこでも契約をすることが可能なため、時間があまりない方でも簡単に契約をすることができます。
しかし、回線を間借りしていることにより、回線速度が大手キャリアに比べると遅かったり、回線が不安定な時があったりする場合があります。
さらに、格安SIMでは実店舗がない会社や都市部にしか存在しない会社が多く存在します。そのため、契約やトラブルに対するサポートを受けにくいという側面もあります。
大手キャリアと格安SIMの違いなどについては、以前にもご紹介をさせていただいておりますので、もしよければ読んでみてください。

第1位 Y!mobile 全体割合:7.2%
Y!mobileは、ソフトバンクのサブブランドとして運営がされている格安SIMになります。大手キャリアに引けを取らない回線速度を誇っており、格安SIM業界トップクラスの速度速度で提供をしています。
利用できる回線は、ソフトバンク回線のみであるため乗り換える際に、他社回線で契約をされている方はソフトバンクでも利用できる状態にする必要があります。
2021年2月より、プランの改正がされ新料金プランが提供されています。新料金プランでは、3つの料金プランと2種類のかけ放題プランを選ぶことができます。
https://www.ymobile.jp/plan/smartphone/
ワイモバイルより引用
月額1,980円(税抜)から利用することが可能で、データ容量は3GBから利用することができます。また、家族で利用すると2回線目以降はすべてのプランで永年に1,080円割引が適用されます。
通話料に関しては、30秒ごとに20円かかりますが、通話オプションを付けることでかけ放題で利用することができます。10分かけ放題は月額700円(税抜)、24時間かけ放題は月額1,700円(税抜)になります。
大手キャリアに引けを取らない通信速度を利用したい方、無制限かけ放題を利用したい方におすすめの格安SIMになりますので、ぜひ契約を検討してみてください!
公式ホームページはこちら→Y!mobile

第2位 Rakuten UN–LIMIT 全体割合:4.0%
Rakuten UN–LIMITは、楽天モバイルが運営する料金プランの名称になります。楽天モバイルは、楽天回線を提供しているため格安SIMとは言い難い状況となっております。
しかし、au回線をパートナー回線として間借りした運営も合わせて行っているため、今回は格安SIMにも含ませていただきました。
Rakuten UN–LIMITでは、新料金プラン「Rakuten UN–LIMIT VI」が2021年4月1日より提供されることが発表されました。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/
楽天モバイルより引用
Rakuten UN–LIMIT VIは、従量課金制にて料金が設定されています。データ利用量が0~1GBであれば月額料金が0円になります。1~3GBは月額980円(税抜)、3GB~20GBは1,980円(税抜)、そして20GB以上は2,980円(税抜)になります。
また、楽天回線エリアに関しては、データは無制限で利用することができます。auのパートナー回線エリアに関しても5GBまで利用することが可能です。
楽天Linkと呼ばれる楽天専用の通話アプリを利用することで、追加料金なしでかけ放題を利用することができます。0円利用の場合でも例外なくかけ放題を利用することが可能です。
Rakuten UN–LIMITは人気が高く、サービス提供開始から1年間で200万人以上のユーザーが契約をしています。すまみ自身もRakuten UN–LIMITは契約をしています。
気になる方は、1GBまでは0円で利用することができますのでぜひ契約をしてみてください。Rakuten UN–LIMITのレビュー等も書いておりますので、気になる方はぜひ読んでみてください!
公式ホームページはこちら→楽天モバイル


第3位 UQモバイル 全体割合:3.2%
UQモバイルは、auのサブブランドとしてKDDIグループが運営する格安SIMです。格安SIM業界No.1の回線速度を誇っており、安定した回線を利用することができます。
Y!mobileと同じく、サブブラランドとして展開がされているため、提供されている回線は、au回線のみとなります。他社回線から乗り換える方は、au回線を利用できる状態にする必要があります。
2021年2月より、プランの改正がされ新料金プランが提供されています。新料金プランでは、3つの料金プランと3種類の通話オプションを選ぶことができます。
https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/kurikoshi/
UQモバイルより引用
月額1,480円(税抜)から利用することが可能で、データ容量は3GBから利用することができます。学生の方は、UQ学割が最大1年間適用されます。プランにもよって異なりますが、最大1,580円の割引が可能です。
余ったデータは翌月に繰り越し可能であり、データ容量は使い切っても追加でチャージ可能です。チャージ後のデータは最大90日間有効となります。
UQモバイルのかけ放題オプションは、毎月60分の国内通話が定額利用できる月額550円(税抜)のオプション、国内通話10分かけ放題が月額770円(税抜)で利用できるオプション、国内通話かけ放題が月額1,870円(税抜)で利用可能なオプションがあります。
格安SIM業界No.1の回線速度で安定した通信を行いたい方や学割などを利用したい方、かけ放題を利用したい方におすすめの格安SIMです。
公式ホームページはこちら→UQモバイル

第4位 楽天モバイル(MVNO) 全体割合:2.5%
現在、楽天モバイルはRakuten UN–LIMITが提供されることが発表されてから、MVNO版の格安SIMについては新規契約を終了しています。
しかし、新規受付終了以前に契約を行ったユーザーに関しては、現在でもそのまま利用することが可能です。
提供されていた回線は、ドコモ回線とau回線の2種類から提供しています。月額1,480円から利用可能な「スーパーホーダイ」と月額525円から利用可能な「組み合わせプラン」の2種類がありました。
もし、今現在楽天モバイルのMVNOを契約しているユーザーはRakuten UN–LIMITへのプラン変更が簡単に行うことが可能ですのでぜひ以降をしてみてください。
公式ホームページはこちら→Y!mobile

第5位 mineo 全体割合:1.5%
mineoは、関西電力のグループ会社であるオプテージが提供する格安SIMです。調査会社各社の顧客満足度部門においてNo.1受賞や最優秀賞を受賞しています。
mineoの特徴として、トリプルキャリアに対応している点があげられます。まず、大手キャリアから乗り換えをするときには、利用している回線を提供している会社に乗り換えるのが望ましいと思います。
そのため、大手キャリアすべての回線を提供している格安SIMであればどの回線から乗り換えを行ったとしても安心して乗り換えをすることができます。
mineoより引用
2021年3月より、プランの改正がされ新料金プランが提供されています。すべての回線で料金が統一されています。データSIMは月額800円(税抜)、音声通話SIMは月額1,180円(税抜)から利用することが可能です。
データ容量はどちらも1GBから20GBまでに4種類から選択することが可能になります。20GBでも音声通話SIMは月額1,980円(税抜)で利用できるため、キャリアに新料金プランより安く利用することができます。
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討している方全員におすすめできる格安SIMなのでぜひ検討をしてみてください。
公式ホームページはこちら→mineo

第6位 OCNモバイルONE 全体割合:1.08%
OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMです。ドコモ回線のみを提供している格安SIMになりますが、サブブランドではありません。
https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/newprice.html
OCNモバイルONEより引用
OCNモバイルONEは、2021年4月1日から新料金プランを提供することが発表されました。業界最安値水準の価格帯で提供されることになりました。
OCNモバイルONEの新料金プランは、音声通話SIMが月額700円(税抜)から契約することが可能になりました。データSIMは月額780円(税抜)から契約することができます。
それぞれのデータ容量が、音声通話SIMは1GB~10GB、データSIMは3GB~10GBの間で契約することが可能になりました。
さらに、OCNモバイルONEの注目したい点に、かけ放題オプションがあります。10分かけ放題、トップ3かけ放題、無制限かけ放題の3種類から選択することができます。
特に、無制限かけ放題は1300円で利用可能と格安SIMの中では、UQモバイルやワイモバイルと比べて安く契約できることも特徴です。
公式ホームページはこちら→OCN モバイル ONE

第7位 BIGLOBEモバイル 全体割合:0.84%
BIGLOBEモバイルは、KDDI傘下のBIGLOBE株式会社が提供する格安SIMです。同社が提供する人気ISPであるBIGLOBE光とのセット利用などもおすすめな格安SIMだと思います。
BIGLOBEモバイルより引用
月額料金は、音声通話SIMは月額1,160円から利用することができます。また、データSIMのみは月額900円(税抜)、データSIM(SMSあり)は月額1,020円(税抜)から利用することができます。
また、データ容量は音声通話SIMが1GBから、データSIMがどちらも3GBから利用することが可能です。
BIGLOBEモバイルの最大の特徴は、YouTubeをはじめとした動画配信サービスをデータフリーで利用することができるデータフリーオプションだと思います。
さらに、BIGLOBEモバイルでも新料金プランを提供することが発表されました。12GB以上の料金プランについては未定ですが、音声通話SIMは1GBで月額980円(税抜)から利用することが可能になります。
当ブログでも新料金プランについて解説をしておりますので、気になる方はぜひ読んでいただければ嬉しいです!
公式ホームページはこちら→BIGLOBEモバイル

第8位 LINEモバイル 全体割合:0.83%
LINEモバイルは、ソフトバンクの子会社として共同で提供をされていた格安SIMです。今回、ソフトバンクが完全子会社化を発表したいことによってLINEモバイル自体はなくなる運びとなりました。
新規受付は2021年3月31日まで行うことができますが、LINEモバイルのサービス自体が今後終了する可能性もあります。
LINEモバイルより引用
月額料金は、音声通話SIMが月額1,100円(税抜)から、データSIMが月額600円(税抜)から利用することができます。データ容量は500MBから選ぶことができます。
そして、データフリーオプションとして、3つのデータフリーオプションを選ぶことができます。LINEをはじめ、TwitterやFacebook、Instagramなどをデータフリーで利用することが可能です。
オプション料金についても、月額0円からの利用が可能です。最大でも月額480円で利用することができるのでぜひ利用をしてみてください。

第9位 IIJmio 全体割合:0.74%
IIJmioは、インターネットイニシアティブが提供する格安SIMです。ドコモとauの2回線に対応したマルチキャリアとして運営がされています。
2021年4月1日から新料金プランの提供開始が発表されました。音声通話SIMやデータSIMに加えて、eSIMにも対応をしています。
https://www.iijmio.jp/gigaplan/#costTable
IIJmioより引用
月額料金は、音声通話SIMが月額780円(税抜)、データSIM(SMSあり)が月額750円(税抜)、データSIMのみが月額680円(税抜)、eSIMが月額400円(税抜)になります。
データ容量は、すべてのプランで2GBから20GBのうち5種類から選択することが可能です。大手キャリアの新料金プランと同じ音声通話SIMの20GBでも1,880円(税抜)で利用することができます。
IIJmioは、スマホを安く利用したい方はもちろん、最新のiPhone等でeSIMで利用をしたい方にもおすすめの格安SIMです。
公式ホームページはこちら→IIJmio

第10位 イオンモバイル 全体割合:0.67%
イオンモバイルは、イオングループが提供する格安SIMです。全国200店舗以上のイオングループの店舗で契約からサポートまで受けることが可能です。
イオンモバイルでも、2021年4月1日から新料金プランが提供されることが発表されました。全面的にかなり安くなり様々なユーザーにフィットするプランとなりました。
https://aeonmobile.jp/amlp/saiteki/
イオンモバイルより引用
月額料金は、音声通話SIMが月額930円(税抜)、データプランが月額480円(税抜)、シェア音声プランが月額1,580円(税抜)でそれぞれ利用することができます。
利用できるデータ容量は、音声通話SIMが500MBから、データSIMが1GB、シェア音声プランが4GBから契約することができます。
また、60歳以上のシニア世代には、シニア世代専用のプランが提供されています。音声通話SIMを月額880円(税抜)から利用可能と大変おすすめです。
イオンモバイルは、豊富な料金プランから選択をしたい方や実店舗でのサポートをお願いしたいユーザーにとってはおすすめの格安SIMだと思います。気になる方はぜひ利用をしてみてください。
公式ホームページはこちら→イオンモバイル

まとめ
今回は、格安SIM人気ランキングトップ10をご紹介させていただきました。過去に当ブログでもご紹介させていただいた料金プランがたくさんあったと思います。
多くのユーザーが利用している格安SIMはそれだけ信頼性も高い格安SIMであると言えると思います。乗り換えを検討している方はぜひ会社選びの参考にしてみてください。
また、今回過去にご紹介させていただいたブログのURLも併せて掲載させていただいております。気になる方はぜひそちらも併せてご覧ください!